ペットフードの雑学

ペットフードの統計「ライフステージ」

更新日:

今回は「ライフステージ」について統計を取りました。

ライフステージとは?

一般的には年齢別として認知されています。

近年、犬猫共に寿命が延びている事や、犬の場合は小型犬・中型犬・大型犬で加齢に対する考え方が異なりますのでおおまかな分類と考えるべきだと思います。

ドッグフードでは、

オールステージ用(全年齢)、パピー用(幼犬)、アダルト用(成犬)、シニア用(老犬)

に分かれます。

キャットフードも同じように、

オールステージ用(全年齢)、キトゥン(幼猫:キトンやキティとも呼ばれる)、アダルト用(成猫)、シニア用(老猫)

となります。

これらに加えてメーカーによっては「ハイシニア」などの、より高齢に特化したものや、具体的に「7歳以上」や「12歳以上」などがあります。

今回は年齢別にスポットを当てて統計を取っているので、「ダイエット用」や「室内用」などは省いています。

ダイエット用フードの統計は別記事にて解説したいと思います。

当サイトのドッグフードカタログ・キャットフードカタログには2018年10月現在で約1000種類のドライトフード総合栄養食を掲載しており、下記のグラフにまとめました。

 

ドッグフード

キャットフード

 

ドッグフード

ドッグフードに関しては、オールステージ用が最も多く約300種となり、半数近くを占めています。

次いでアダルト用、シニア用と続き、パピー用が1番少ない結果となりました。

キャットフード

キャットフードに関しても、オールステージ用が約150種類で半数を占め、次いでアダルト用、シニア用となりキトゥン用が1番少なくなりました。

 

傾向としてはドッグフード・キャットフード共にほぼ同じになっています。

パピー用・キトゥン用は飼い主さんが迎え入れてから長くても1歳までの用途になるので少なくなるのは当然のことかと思います。

アダルト用に関してはオールステージ用と兼用しているケースが多いので、個人的にはシニア用の方が多くなると予想していましたが、実際はシニアの方が少なくなりました。

 

大手メーカーはラインナップも多く、中小メーカーよりも細分化されている傾向があります。

中小メーカーによっては、オールステージ用のみのラインナップというメーカーも少なくありません。

実際、海外では日本よりもステージ分けに対しては消極的な部分も以前はあったようですが、それはペットに対する意識が高く、飼い主自身で愛犬・愛猫に最適なフード選びや給餌量などでの調整をするべきという考えが強かったことに由来するとも言われています。

近年では海外でもステージ分けがなされているようで、日本のペットフード市場を参考にしているとの話しもあります。

 

今回、ステージの統計を取った背景には、わたくし自身が飼い主さんやショップさんからステージに関する質問が非常に多かった事にもあります。

「7歳になってシニアだからシニア用にしなきゃいけないのか?」や「まだ10ヶ月だからパピー用以外は食べさせたくない」などの話しをよく耳にします。

一般的にはパピー用・キトゥン用はアダルト用に比べて数パーセント高栄養価で、シニア用はアダルト用に比べて数パーセント低タンパク・低脂肪・低カロリーになっているケースが多く見受けられます。

しかし、メーカーによってはシニア用でもアダルト用に比べて低脂肪ではあるが高タンパクに設定するという考えを持っている事もあります。

簡単な事ではありませんが、現在使っているメーカーや、今後検討しているメーカーの本意を見極め、いかに現状の愛犬・愛猫の状態にマッチしたフード選んであげる事の方が最も重要であると考えています。

Writing by shin.k

 

-ペットフードの雑学

Copyright© ペットフードラボ , 2021 All Rights Reserved.