ペットフードの雑学

AAFCOの他にも

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前回「AAFCO」について解説しましたが「AAFCO」以外にも世界的に認知されているペットフードの研究、ガイドラインの作成などをおこなっている機関があります。

 

「FEDIAF」

「FEDIAF」とは、The Europe Pet Food Industry(Federation)の略で、日本語では「ヨーロッパペットフード工業会連合」となり、フェディアフと呼ばれています。

世界的に、アメリカの「AAFCO」と双璧をなす機関で、独自の研究をおこなっています。

アメリカでは、日本同様、「AAFCOの基準を満たしています」などの表記がされていますが、ヨーロッパのペットフードは「FEDIAFの基準を満たしています」という表記が多く見られます。

 

「NRC」

「NRC」とは、National Research Councilの略で、日本語では「全米研究評議会」となり、エヌアールシーと呼ばれています。

「NRC」が制定している栄養基準は、世界各国の栄養に関する研究などをまとめているのに対し、「AAFCO」と「FEDIAF」は市販されているペットフードに関する基準が制定されています。

「AAFCO」と同じアメリカの研究機関であり、同じ国という事で常に比べられているようで、2016年に「AAFCO」が大幅にガイドラインを改訂したのに対し、「NRC」も2017年に最新のガイドラインが発表されています。

 

以上の3つが世界的に認知の広い、ペットフードの栄養基準を制定している機関になります。

どの機関も基準に対する認定はおこなっていませんが、唯一「FEDIAF」に関しては、ペットフードの製造に関しての認定をおこなっていますので、ヨーロッパ産のペットフードの中には「製造工場がFEDIAF認定」と表記されている事があります。

前出の通り「総合栄養食」の基準は「AAFCO」が元になっている事もあり、日本国内での認知は「AAFCO」が一番高いようです。

この3つの機関が切磋琢磨する事によって、より安全で質の高いペットフードの研究、開発が進んでいくように思います。

犬猫の基本的な部分は世界共通ですが、ライフスタイルに関しては少なからずお国柄はあると考えられますので、日本でも独自の厳しい基準が制定してもらえないかと切に願っています。

そういった時代が訪れるにはまだまだ時間がかかってしまいそうなので、それまでの間は飼い主さんやペットフード販売店さんが独自基準を設け、愛犬・愛猫のペットフード選びをおこなっていただきたいと思います。

 

Writing by shin.k

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